日本で人気の小説「マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ」が、4月1日に台湾でも出版されました。
古内一絵著 / 「マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ」
出版：中央公論新社
「自分の居場所がない。」
「今の自分に違和感を感じる。」
「本当に自分がしたいことがわからない…。」
誰もがみんなそれぞれに悩みを抱えていて、
誰かに話を聞いてほしい夜だってありますよね。
そんなときにたどり着くお店「マカン・マラン」。インドネシア語で「夜食」の意味を持つ、夜だけオープンしているカフェなんです。路地裏にひっそりと立つ古民家のような一軒家は、まるで秘密基地のよう。
そこには、日々悩みや不安を抱えた様々な人が訪れます。
行き場を失いかけたキャリアウーマンに、母親がつくったご飯を拒み続ける中学生の男の子、将来が見えず悶々とした毎日をおくるライターや、一人暮らしをしているおばあちゃんまで…。
日々の生活のなかで悩み、心が折れそうになり、1人で動けなくなったとき…そっと手を差し伸ばしてくれる──。それが、マカン・マランのオーナー「シャール」さん。
身長180cm、鮮やかなショッキングピンクのボブウィッグをかぶり、派手な化粧に、派手なナイトドレス。そして…女性ではなく、男性。つまり、ドラッグクイーンなんです（おかまと言ってはいけない）。
そんな衝撃的な風貌のシャールさんは、訪れた人が本当に欲している言葉をかけてくれ、一人ひとりの身体に合った食事を出してくれます。
愛情あふれる言葉に、愛情のこもった手料理。疲れた心を癒やし、見失っている自分に気づかせてくれる、温かくて優しい物語。
悩みを抱えている人にはぜひ読んでほしい一冊です。
出版記念イベント開催中！
そんな「マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ」の出版を記念して、台北市内のカフェ11店舗が連動してイベントを開催します。
第一弾は、「鴉埠珈琲」「暗角珈琲」「記得我・Cafe」の3店舗。クーポン付きのチラシを持って来店された方にお得な特典をプレゼント。
「マカン・マラン」の世界を、台北で体感してみませんか？
1）鴉埠珈琲
こだわりの空間で、穏やかに時が過ぎるのを感じて。
特典：22:00以降 おかわり半額
2）暗角珈琲
自分の世界に浸り、思い切り夜更かししたい日に。
特典：夜12時以降、お会計から40元引き
3）記得我・café
人生をつくるのは、いつだって自分。自分に向き合う時間を。
特典：コーヒー30元引き
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在這家「Macan Malan」裡，每天都有懷抱著不同的客人到來。失去了工作的職業女性、跟母親處不好的中學男生、看不到未來的作家、獨居的老奶奶等等來到這家晚上11點才開始營業的深夜咖啡廳「Macan Malan」。這家隱身在小巷的古厝中，晚上11點才營業的咖啡廳，裡面的店主是身高180，戴著粉紅鮑伯頭假髮，化著艷妝，穿著晚禮服的...男主人「Sharu」。請叫他這個名字。
每個夜晚，Sharu用充滿溫馨的話語與飲食，以及他們真正該聽到的話語，溫暖他們的身體與心靈。透過療癒他們的心靈，找回失落的自我。這是同樣懷抱著日常煩惱的讀者也可以被療癒的一本書。
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